どうも、生涯野球人です。
一昨日は打者有利の球場

昨日は投手有利の球場をみていきました。

今日は、日本人メジャーリーガーが所属する球場はどんな球場なのかをみていきましょう。
今回は2010年から2019年までの10年間分のパーク・ファクターを平均した数値を扱いたいと思います。
この記事を読めば日本人メジャーリーガーが所属する球場が打者有利なのか、投手有利なのかを知る事が出来ます!
【MLB】パークファクターで日本人メジャーリーガーの球場を考察
パークファクター(Park factor、球場要因)とは、野球において本塁打など各項目の球場ごとの偏りを表す数値指標である。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パークファクター
シアトル・マリナーズ
菊池雄星投手と平野佳寿投手が所属するシアトル・マリナーズの本拠地、T-モバイル・パークは0.870でかなり投手有利の球場ということが分かる。2人とも投手ということで、良い成績が期待出来そうである。
ロサンゼルス・エンジェルス
大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスの本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムは0.910で投手有利な球場だという結果に。投手大谷翔平として圧倒的な結果を期待したくなる。
ミネソタ・ツインズ
前田健太投手が所属するミネソタ・ツインズの本拠地、ターゲット・フィールドは1.019と僅かではあるが野手有利という結果に。ドジャー・スタジアムは投手有利の球場なので、前田健太投手は投手有利から野手有利の球場に来たことになる。そんな中での今シーズンの活躍が楽しみである。
トロント・ブルージェイズ
山口俊投手が所属するトロント・ブルージェイズの本拠地、ロジャース・センターは1.045と野手有利という結果に。日本人選手が所属するチームの球場の中では最も野手有利である。
シカゴ・カブス
ダルビッシュ有投手が所属するシカゴ・カブスの本拠地、リグレー・フィールドは1.021という結果に。風の影響を受け易く、野手有利にも投手有利にもなるこの球場はほぼ平均に収まっている。
タンパベイ・レイズ
筒香嘉智選手が所属するタンパベイ・レイズの本拠地、トロピカーナ・フィールドは0.897と日本人選手が所属するチームの球場の中でマリナーズの本拠地T-モバイル・パークに次いで投手有利の球場という結果に。浜の4番、いや、日本の4番として1年目のシーズンから大活躍を期待したい。
ニューヨーク・ヤンキース
田中将大投手が所属するニューヨーク・ヤンキースの本拠地、ヤンキー・スタジアムは1.028とやや打者有利の球場という結果に。風や球場の造りから、特に左打者に有利な球場である。球場としては狭い為、三塁打が出にくく、パークファクターもそこまで上がっていない。田中投手としては、ライトスタンドへのホームランをいかに防ぐかが鍵となりそうだ。
シンシナティ・レッズ
秋山翔吾選手が所属するシンシナティ・レッズの本拠地、グレート・アメリカン・ボール・パークは1.044で打者有利という結果に。ファールゾーンが狭く、右中間左中間に膨らみがないことが影響している。秋山選手には存分に球場の特性を活かして好成績を残してほしい。
マイアミ・マーリンズ
マイアミ・マーリンズとマイナー契約をしている加藤豪将選手がメジャー契約をした際にホーム球場となるマーリンズ・パークは2012年に開場した為、8年間の平均を出した。その結果0.939と投手有利の球場だということが分かった。
まとめ
今回はメジャーリーグチームの本拠地をパーク・ファクターという指標を使って、打者有利か投手有利かを調べた。
こういう見方をすることで、野球の楽しみ方がまた一つ増えるように思う。
是非日本にもこの指標を取り入れてもらいたい。
それでは、今日はここまで!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
目指せメジャーリーグ通!!