どうも、生涯野球人です。
MLB.jpにて、守備防御点DRS(Defensive Runs Saved)をポジション別に見て、
歴代ベストとワーストの選手を紹介していました。
歴代1位の選手は2017年シーズンの
アンドレルトン・シモンズ選手(エンゼルス)でプラス40点であった。
また、遊撃手の歴代ワーストは2005年シーズンの
マイケル・ヤング(レンジャース)でマイナス32点であった。
同一シーズンではないが、この2人を比較すると、エンゼルスはレンジャースよりも72点多く失点を防いだ計算になる。
そんな中でも、今日は2019年シーズンに歴代3位タイのプラス34点の成績を残した三塁手
マット・チャップマン(アスレチックス)
選手について紹介する。
【MLB】メジャーリーガーから学ぶ守備の基本【野球教室】
Matt Chapman マット・チャップマン
アメリカ合衆国 出身
右投右打 三塁手
身長182センチ 体重99キロ
エルトロ高校
カリフォルニア州立大フラトン校
過去の成績
昨年は打率0.249 本塁打36本 OPS0.848
という成績であった。
なんと言っても彼が凄いのは
2018年に正三塁手となってから2年連続でゴールド・グラブ賞を受賞
また、ゴールドグラブ賞を受賞した選手の中から最も上手いと思う選手をファンがネットで投票する、
プラチナ・ゴールド・グラブ賞も2年連続で受賞している。
それだけでなく、2006年から創設されたフィールディング・バイブル・アワードも2年連続で受賞している。
ちなみにこのフィールディング・バイブル・アワードはセイバーメトリクスの専門家が中心となって参考を行う。
とにかく今メジャーリーグで守備が1番上手い選手と言っても過言でないのだ。
マット・チャップマンのプレー
それでは実際のプレーを見てみよう。
チャップマンのプレーを見ていて分かると思うが、先日のトスバッティングで大切にしようと話をした
スプリットステップを取り入れていることが分かる。

目線を落としスプリットステップをして構えたら、グローブを初めから地面近くに準備し、打球に対してグローブが余計な動きをしてない所を見てもらいたい。
速い打球が多い三塁手や一塁手はグローブを早めに出しておく事が大切である。
そして三塁手に必要不可欠なのがボールをフォーシーム回転で強くファーストに投げることが出来るという点である。
足を使ってボールにリズムよく入っていくことが多いショートと違い、足が止まった所からスローイングすることが多々ある三塁手は肩の強さが求められるのだ。
また、打球が速いので足を使って捕球しやすい所に入ることが出来ないことも多いポジションなので、
高いハンドリングの技術が必要がある。
チャップマンは膝立ちになってコーチにノックを打ってもらい、ボールをキャッチする練習を取り入れているとインタビューで話していた。
三塁手の守備のポイントをマット・チャップマンの守備を参考にしながら見てきた。
基本がしっかりと出来るようになって初めて試合での難しい打球に対応することが出来ると思う。
今はコロナウイルスの影響で限られた環境で練習する選手が多いと思うが、
狭いスペースでも工夫次第で技術を磨くことは可能である。
今日はここまで!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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