どうも、生涯野球人です。
メジャーリーグのドラフトが数日後に迫っていますね。
今日はそのドラフト会議で1389番目に名前を呼ばれ、
そこから殿堂入りするまで上り詰めた男を紹介します。
【MLB】ドラフト62巡目1389番目の指名から殿堂入りした伝説の捕手
メジャーリーグのドラフト会議は従来40巡目まで指名があり、1200人以上の選手が指名される。
その中からメジャーリーグの世界で活躍する選手は極めて少なく、茨の道だと言える。
今日はその茨の道を進み、殿堂入りするまで上り詰めたマイク・ピアッツァ選手についてです。
Mike Piazza マイク・ピアッツァ
1968年9月4日生まれ 51歳
アメリカ合衆国ペンシルベニア州ノリスタウン出身
イタリア系アメリカ人
右投右打 捕手・一塁手
身長190センチ 体重97キロ
運命のドラフト
ピアッツァは1988年にドジャース から
ドラフト62巡目1389番目に指名を受けた。
ピアッツァは捕手として入団することになるが、
幼い頃に1番嫌いなポジションに捕手をあげており、リトルリーグでプレーして以来捕手としてプレーすることになる。
メジャーデビューから引退まで
1992年の9月にメジャーデビュー。
1993年には、打率0.318 出塁率0.370 長打率561 OPS0.932
という成績を残し満票で新人王を獲得。
また、その年のオールスターゲームに出場。
1994年はドジャースもピアッツァ自身も好調であったが、ストライキのためプレーオフが行われなかった。
結局レギュラーシーズンでは、こちらの記事でも紹介した

トニー・グウィンに次ぐリーグ2位の打率0.346を残す。
1996年にはオールスターMVP 。
1997年にはシーズン40本塁打(捕手として史上3人目)。
1999年に再びシーズン40本塁打。
2004年捕手として歴代1位の352本目の本塁打を放つ(最終的には427本塁打)。
因縁の2000年サブウェイシリーズ
ピアッツァは過去の3度の対戦全てで名投手ロジャー・クレメンスから本塁打を放っており、得意としていた。
2000年のレギュラーシーズンでピアッツァはクレメンスから頭部に死球を受け、これが故意の死球ではないかと憶測が出るはめに。
その年のワールドシリーズでメッツとヤンキースの対戦が決まり、この騒動もあって盛り上がりを見せた。
第2戦ではこんなことも。。
最終的には4勝1敗でヤンキースがワールドチャンピオンに輝いた。
ニューヨークに本拠地を置くヤンキースとメッツがワールドシリーズで対戦するのは初めてのことで
ニューヨークはとてつもない盛り上がりだったことが容易に想像できる。
最後にピアッツァのキャリアハイライトを見てお別れです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
最初から注目されていたわけではないけれど、
スター選手に上り詰めるまで努力し続けた男マイク・ピアッツァの生き様、かっこいいですね。
そんな男の過去を知っていれば、あなたもメジャーリーグ通であること、間違いなし!
目指せメジャーリーグ通!!