どうも、生涯野球人です!
ワシントン・ナショナルズのメジャーリーガー達が自軍傘下のマイナーリーガーを支援するといった内容の記事がMLB.comにアップされていました。
ナショナルズといえば、昨年2019年のワールドシリーズを制し、ワールドチャンピオンに輝いたチームです。
そんなナショナルズから、かつてドラフト指名をされた日本人選手がいたことをご存知ですか?
今日はその選手について深掘りします。
【MLB】ナショナルズがドラフト指名した駒大苫小牧出身の日本人選手
メジャーリーグファンなら昨年のワールドシリーズで2勝をあげ、ワールドシリーズ最優秀選手に輝いたスティーブン・ストラスバーグのことはご存知だろう。
ナショナルズは2009年のドラフト1巡目(全体1位)でストラスバーグを指名した。
その年の14巡目で指名されたのが
鷲谷修也 選手である。
身長185cm
体重73kg
右投左打 外野手
彼は駒大苫小牧高校出身で、現在ニューヨーク・ヤンキースで活躍する田中将大投手の同期である。
斎藤佑樹擁する早稲田実業に決勝再試合の末敗れるも、野球ファンの記憶に深く刻まれた大会になった。

高校卒業後は、アメリカ・カリフォルニア州のデザート短大の一般入試を受けて合格。
アメリカでは野球をするつもりはなく、
勉強をするつもりで受験。
評価の足しになればと高校時代のプレー動画を学校側に送ると、関係者の目につき、野球部に入部することになる。
2008年にはチームで4番を打ち、打率4割近い成績を残した。
ナショナルズから
42巡目(1261番目)
でドラフト指名されるも
「気持ちの準備が出来ていない」
と指名を辞退。
ちなみにこの時もドラフト指名を断った上で、この順位なので、「もっと早くドラフトの話があれば、心の準備も出来て、上位での指名に繋がっていたかもしれない」と後に述べている。
翌年2009年も好成績を残したことでナショナルズから
14巡目(412番目)
で指名を受けた。
YouTubeで短大の2年目は、全力疾走を怠ったこともあり、「スカウトの評価を下げてしまった」と後に反省のコメントをしている。
また、指名は受けたものの、肩肘に違和感を残しながら誤魔化してプレーしていたと後に話している。
当時を振り返った動画があるのでこちらからどうぞ!
2009年にはルーキーリーグで
打率0.246打点14盗塁12
という成績を残す。
しかし翌年ルーキーリーグ開幕を前に契約を解除されて日本に帰国。
その後は石川ミリオンスターズにて2年間プレーし、上智大学を受験し合格。
卒業後は外資系証券会社に入社。
僕がこの選手の過去を振り返って思ったことは、
「成功するかどうかは分からないが、自分がその気になれば何度でも挑戦することが出来る」
ということです。
かっこいい生き方をしている彼の今後にエールを送ります。
最後は鷲谷修也選手も登場するこの動画でお別れです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
それではまた!!
目指せメジャーリーグ通!!